ドラム機材

TAMA starclassic(スタークラシック)のドラムセットの紹介

TAMAスタークラシック

TAMAは日本のドラムメーカーであり、スタジオの備品でも良く見かけるので馴染み深いかもしれない。

そのTAMAの中でもスタークラシックはハイエンドなドラムという位置づけになっている。

たまにスタジオでも見かけるかと思う。(別にシャレではない。)

この写真のセットはシェルがバーチ100%のものだ。
ブビンガやメイプルではないし、バーチとブビンガの混合でもない。

TAMAスタークラシックのドラムセット

以前にusadrumshopで入荷したセットだ。

TAMAスタークラシック

 

かなり基本的かつオーソドックスに使える4点セットだと思う。

タムが10タム、12タム、14タムのセットだ。私がこのセットはかなり好みである。

その理由はこちらを参照して欲しい。

13タムのセット方法
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日本では生ドラムを自宅で叩くのは騒音の問題で難しいのではないだろうか? そんな時に私達ドラマーが日常的に利用するのがスタジオだ。 このスタジオに置いてあるドラムセットがドラマーの上達を妨げているかもし ...

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こちらはフィニッシュの光沢が素晴らしいので、傷の部分の写真を撮るのが非常に難儀だった。

スタークラシックの特徴

こちらのセットはタムホルダーに特徴がある。
通常のタムホルダーと違って前後に調節が可能なのだ。

前後に動かせる

これはかなり便利だ。

「もっと前にタムをセッティングしたいのにな。」とか「後ろにタムを置きたいよー。」と悩むことが無くなる。

バスドラの足もかなりゴツイ感じになっている。

バスドラの足

何だか強そうだ。

他に気になる点と言えばバスドラのフープに剥げが目立ちやすくなることだ。

バスドラのフープ

これ、どうもバスドラのクローのせいのようだ。

このクローの部分にゴムが付いているのだが、フープからクローを取るときにゴムが運悪く密着しているとべりっとフープのペイントを剥ぎ取ってしまうのだ。

フープの色が取れる例

日本では冬は寒いので特に注意が必要な気がする。
慎重に取れば問題ないです。これをやったのは前の持ち主であり、私がやった訳ではない。

それと装着時にはそのペイントの禿げに添ってクローを装着すれば全く目立たなくなる。

タマのスタークラシックはお勧め

ドラムセットとしては、タマのスタークラシックは私としてはかなりお勧めである。

主にメイプルのドラムセットとバーチのドラムセットがある。評価が高いのはメイプルのドラムセットの方だと思う。

このドラムセットはバーチのドラムセットであるが、試奏した際にはとても良い音だった。

非常に素直な音であり、音の鳴りも申し分無かった。何よりも価格がそこまで高くないというのが良い。

当時、いくらで売ったか正確な数字は覚えていないが10万円以内で売ったことは間違いない。

当時は円高だったこともあり、ドラム類は軒並み安かったのでお買い得であったのもある。

今はさすがに10万円以内での入手は難しいかもしれない。それでも他の高級ドラムに比べれば入手しやすい価格であることは間違いない。

もし、私が日本でドラムセットを購入すると考えた場合に候補の1つとなるドラムセットだ。

 

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