ドラム上達法

ドラム上達に必須!自分のドラム練習を録画、録音しよう。

自分のドラムを録音して確認している人は多いと思う。これは非常に重要なことなので必ずやった方が良い。

しかし、録音はするけど録画はしない、というドラマーも多いのではないだろうか?

ドラマーはミュージシャンの中でも録画して動きを確認することが非常に重要なパートだと思う。

なぜなら、手足を使って全身でプレイする楽器だからだ。自分がどんな動きをしているのかを確認するためにも、ぜひ録画もするようにしよう。

録画をする場所

斜め後ろから

私は斜め後ろ横からの録画を基本としている。理由はこの位置だと全身の動きがよく分かるからだ。

特に首、肩から腰までがしっかり確認出来るし、もちろんストロークの確認も出来る。

左斜め後ろ(ハイハット側)から撮るか右斜め後ろ(フロアタム側)から撮るかは結構ランダムである。

そもそもスタジオやライブハウスでのドラムセットの位置は決まっているので、その位置次第になることが多いからだ。

前方から撮る

斜め後ろから撮るのを基本としているが、たまには前方からも撮って確認している。

これは観客からどのように観られるのかを確認するためだ。

ライブでは、ドラムはステージ上の正面に設置されることが多い。斜め後ろからの動きが良くても、前から観たらイマイチでは意味がない。

基本的には斜め後ろの動きが良ければ前から見ても良い動きになっていることがほとんどなので大きな問題はない。

しかし、多方面からの見え方をしっかり把握した方がより上達の近道になるし、ロックなどでドラミングの派手さや見栄えも求めたい時には前方から見てどう見えるかを確認することは非常に重要になる。

録画時に何をチェックしているのか

私はドラミングの録画は頻繁にしていて、逐一チェックをしている。
もちろん、毎回という訳ではないが2回に1回は録画していると思う。

バンドの練習でもほぼ毎回録画しており、「お前はナルシストかww」などとメンバーには冷やかされることもあるが気にしない。

他パートのミュージシャンは大抵はスタジオの鏡で確認出来るから問題ないのかもしれないが、ドラマーは鏡が見えない位置にいることも多いので動画でのチェックは重要になる。

体の動きをチェック

さて、それでは録画で何をチェックするかというと、主に体の動きを見ている。

どんな曲の時にどんな体の動きをしているのか、頭の位置や肩の位置、腰の動きや足から全身への連動などを確認している。

自分の動きが良いのか悪いのかは録画して動画をチェックすればだいたいは分かる。今は簡単に動画をPCへ取り込めるし、スマホで動画を撮ることも出来るので、誰でも容易に確認は可能だろう。

一流ドラマーと比べる

自分の動きが良いのか悪いのかよく分からないという場合には、YOUTUBEで一流ドラマーの動画を見て見比べてみると良いだろう。

PCの場合は動画を取り込めば、2つを並べて見比べることが出来るのお勧めだ。なるべく自分の動画と同じ角度で写っている動画を選ぼう。

見比べてみると、自分の動きと一流ドラマーの動きはかなり違うことが分かると思う。
もちろん人種や体格、骨格によって適切な動きというものはある程度変わるだろう。しかし、手足の数は一緒だし体の動きも本質は一緒だ。

洗練された動きか

良い動きというものは見ていて美しく洗練されている。そして同時に技のキレやダイナミックさ、凄みも感じさせてくれる。

これはドラマーに限らない。ダンスでも武術でも、もっと言えば料理人でも一流の動きは一般のそれとは全く違う。

しなやかで滑らかであり、どこか美しさ、芸術性、畏怖を感じさせる。そして、キレがある。

自分の動きは果たして美しくて洗練されているのか、キレがあるか、凄みがあるかを是非確認して欲しい。

動きの美しさだけにとらわれると、リラックスだけを重視したふにゃっとした演奏になってしまう可能性がある。

そうならないためにも、ダイナミックさやキレ、凄みがあるかという部分もしっかりとチェックしよう。

もちろん、すぐに美しく、キレのある動きなんて出来るわけがない。一流のドラマーとは何が違うのかということを動画で常に確認して、一流に近づこうと試行錯誤することがドラム上達のために重要だと思う。

録画する際の注意点

録画した動画では細かい動きなど確認しにくい動きがどうしてもある。

動画は漫画と同じように静止画がいくつも重なって動いているように見えているからだ。

フレーム数の違い

1秒毎のフレーム数によって動画の滑らかさは変わる。

30fpsか60fpsが一般的だ。30fpsは1秒間に30の静画像が収まっている。60fpsはその倍だ。

60fpsだったら動画はそれだけ滑らかに動くということである。今ではスマホでも60fpsで撮影できる機種が多い。

動画の容量が大きくなってしまうから普段の録画では30fpsで撮影している人も多いかもしれない。

しかし、ドラムの演奏動画を撮る時は60fpsで撮る方が良いと思う。

瞬発的な動作の確認

ドラムの演奏はスポーツと同じように瞬発的な素早い動作が求められる楽器だ。

フレームレートが荒いとそのような瞬間的な動作が大雑把にしか確認出来ないため、ドラミングの確認がしにくい場合がある。

特に速いテンポでの体重移動や体の動き、スティックワークなどが確認しにくい。

これらを出来る限り、しっかりと確認するためにもフレームレートはなるべく高い方が良いと思う。

鏡を使って練習する

動画よりもなめらかな動きを確認出来るのが鏡である。

肉眼で自分の生身の演奏を確認する方法は一切ない。自分の眼球を取り外して遠目から自分を観ることが出来れば最高だが、そんなことは出来ない。

鏡は反転して写ってはいるものの、自分の演奏を生で確認出来る唯一の方法になる。

スタジオ練習時は動画で確認

動画でも確認が難しい動作は鏡を使って確認するしかないのだが、スタジオ練習では問題も出てくる。

スタジオによっては鏡が無いところもあるし、あったとしてもドラムは端の方にセットされていて鏡が見えない位置にあることも多いと思う。

ライブになったら、まず100%鏡なんて置いていない。仮にあったとしても、そもそもライブ中に鏡を見ているやつもどうかと思うが。

鏡は基本的に折り畳めないので、マイ鏡を持ち込むことも困難であろう。この場合、仕方が無いのでスタジオで鏡を使うことは諦めるしかない。

スタジオ練習時やライブの際には録画して動画で動きを確認しよう。

家での練習時

家での練習では必ず鏡を使って練習をしたいところだ。

プライベートスタジオがあるならば別だが、基本的には家で練習することが多くなると思う。

家での練習時に鏡を置いてあるか、無いかでドラムの上達度合いはかなり変わってしまうので、必ず鏡は設置した方が良い。

自分の動きをその場で確認しながら練習出来るメリットは非常に大きい。そのため、仮にプライベートスタジオがある場合にも、必ず鏡を置いて欲しい。

鏡の設置場所

鏡は前方と横の2箇所に置くのがベストだ。前の動きも確認出来るし、横の動きも確認が可能になる。

斜め前の角度も捨てがたい。真横になると首の位置が不自然になるので、常に鏡を見て確認という訳にはいかないが、斜め前ならば確認がしやすいからだ。

いずれにしても、前方と斜め前、もしくは前方と横の2箇所に鏡が置けるのが理想だ。

しかし、自宅の練習場所が部屋の角にあるとは限らないだろう。その場合には練習場所の正面にだけ鏡を設置すればOKだ。

恐らくはバスドラムが後ろにズレないように壁に面して練習台を置いている人が大半だと思う。なので、正面に鏡を置きやすいはずだ。

そして正面に鏡を置ければ自宅ならば練習台や電子ドラムの位置を変えれば鏡の位置は斜め横にすることも真横にすることも出来る。

鏡が土台付きのタイプなら鏡を動かして、壁に設置タイプならば練習台を動かすことで前方からも横からも自分のドラミングを確認することが可能だ。

お勧めの鏡

家に大きめの全身鏡があれば、それを使えば問題ない。大事なことは練習台に座っている全身がしっかり映っているかどうかであり、全身が映っていれば問題ない。

当然、ドラムの練習をしたら見切れてしまうというのは良くないので、ドラミングをしていても全身を映せるくらいの鏡が必要だ。

こうなると、細めの全身鏡では無理なので家には無いというケースも多いかもしれない。そこで、安価で買えるお勧めの鏡を紹介しよう。

安い全身鏡を数枚並べる

自宅用には安い全身鏡を数枚並べて、1つの大きな鏡にするのがお勧めだ。

なぜかと言うと、切れ目がない1枚の大きな全身鏡は価格が非常に高いが幅が小さい鏡は安いからだ。

スタジオにあるような厚みもある特大の鏡は軽く数万円以上する。それをいくつか並べている訳だ。スタジオの鏡に傷をつけないように気をつけよう。

自宅用の幅80センチくらいある全身鏡でも15000円~20000円くらいはする。
オークションなどで中古を探せば鏡自体は安いのだが、送料がかなり高くなるので直接引き取りでないと厳しい。

本来ならばちゃんとした1枚鏡の方が望ましいのは当然である。しかし、鏡にそんなにお金をかけるのは厳しいのが正直なところだ。

そこで安価な鏡を並べよう、という訳だ。

IKEAの鏡がお勧め

アメリカのプライベートスタジオで練習していたころは安い全身鏡を並べて1枚の鏡に見立てていた。お勧めはIKEAの安い全身鏡だ。

IKEAの安価な全身鏡は枠がほどんど無い。わずかではあるが枠がついてはいるが、並べれば1枚の鏡として使ってもほとんど違和感の無いレベルなので問題ないと思う。

最も安く済ませたいならば、IKEAのロッツという鏡が良いだろう。30センチ正方の鏡が4枚で1000円程度だ。

4枚で60センチ正方の鏡になるのでカバー出来る範囲は上半身だけになってしまう。上半身だけでOKならばギリギリ問題ないと思う。

⇒IKEAのロッツの鏡はこちら

1000円以下の全身鏡もあるので、自分の全身が映るように複数並べたとしても2000円~3000円程度の出費で済む。

ドラム練習の録画のススメまとめ

  • ドラム上達のために録画、録音をすること。
  • 全体のフォーム確認には斜め後ろから撮るのがお勧め。
  • ライブの見栄えを考慮しては前方からもたまに撮ること。
  • 動画では頭の位置や肩の位置、腰の動きや足から全身への連動などの体の動きをチェックする。
  • 一流ドラマーと自分は何が違うかを比べる。洗練された美しいドラミングか凄みがあるかをチェック。
  • 録画する場合、フレーム数は高く設定しておく。そうしないと細かい動きが分かりにくくなる。
  • より細かい動きは鏡で確認する。スタジオだとドラムの位置の関係で鏡が使えないことも多いので、家での練習時は必ず鏡を使って確認すること。
  • IKEAの安い鏡がお勧め。練習場所の前方に設置すればOK。

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