ドラムメーカーの歴史等

OCDP(オレンジカウンティードラムパーカッション)の特徴

今回はOCDPというドラムについてお話したいと思う。

当ショップではDWとOCDPは比較的入手しやすいことと要望が多いことから積極的に仕入れを行っていた。

ただ、それでもUSA製のOCDPスネアはなかなか入手出来なかった。
というのも、OCDPがveniceシリーズなどの安価なドラムを海外の工場で生産していて、本国アメリカ製のOCDPは受注生産になってしまっている状況だったからだ。

安価なシリーズの音はどうなのか、と言うと、やはりUSA製とは別物である。当ショップでも基本的にはUSA製のOCDPを中心に仕入れていた。

ただ、受注生産になっていることもあって、非常に入手が困難な訳だ。

もちろん、直接かけあえばカスタムメイドでスネアを作ってくれるのだが、非常に高額なこともありUSA製のOCDPは年々数が減っている。

特に最近では受注生産すら困難になってきている。

アメリカでは様々なカスタムドラムショップがひしめき合っておりOCDPが人気といえども、経営が安泰という訳では決してない。

2020年8月現在はOCDPの公式サイトが閉鎖している。リニューアルしますとのことだが、果たしていつ復活するのだろうか。

コロナの影響でアメリカも大きな経済ダメージを受けているから先の見通しは難しい。

OCDPのスネアの特徴

OCDPのスネアと言えば、やはりビッグベントが大きな特徴だろう。

ocdpのスネア

このようにスネアに4つの大きな穴が空いている。

この穴によって、より空気の抜け道が出来て、ラウドで乾いた音が出るようになっているのだ。

プライ数も15~20くらいあるものが多く、音は非常に独特だ。正直に言って、激しいロックでしか使えないと思っている。

小さく繊細な音を出すのはかなり無理があるのではないだろうか。

311のチャド・セクストンやノーダウトのエイドリアン・ヤング、Blink182のトラヴィス・バーカーなどが好んで使っていたことからもそれが伺える。

余談ではあるがUSADRUMSHOPのあったスタジオのすぐ近くにはチャド・セクストンのファミリーが経営しているドラムショップがあった。

足りないパーツがあれば、よくお世話になったものだ。しかし、チャド・セクストンに会ったことは一度もない。

入手困難なドラムセット

さて、OCDPのUSA製ドラムセットに関してはほぼ皆無と言って良いくらいで、非常に入手が困難になってきている。

当ショップではたまたまUSA製のドラムセットを入手出来たが(2012年くらいの話だ)、その後、全くと言っていいほど入手の機会はなかった。

OCDPの場合、USA製のセットはカスタムメイドが多いためか個性的なセットが多い。

例えば、26インチのバスドラ、18フロアタム、16フロアタムに13タムといった具合だ。
さらにはバンドのロゴを入れたり特殊ペイントが施してあったりとか、フィニッシュがとてもユニークになっていることが多い。

オンリーワンな感じなセットが多く、ちょっと使いにくそうなものばかりだ。正直、日本で需要があるかと言われると疑問が残るものが多く入荷出来なかった。

 

 

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